小学校&図書館おはなし会
2013年 11月 26日
先週は小学校と図書館の2か所でおはなし会がありました。
小学校のほうは1年生を担当。
図書館のほうは4、5歳児が中心でした。
選んだのはこの3冊。
左の2冊を図書館で、右の1冊を小学校で読んできました。
・「どれがぼくかわかる?」 カーラ=カスキン 文・絵 よだしずか 訳 偕成社
海外絵本らしい鮮やかな色彩が目を引きます。
ウィリアムのことなら足音でも声でも何でも分かるというお母さんに
ウィリアムは「僕がどんな動物になってもどれが僕かわかる?」
とたずねます。どんな動物になってもおかあさんはたちまちウィリアムを探し当てて
しまいます。
おかあさんの愛情を試そうとする気持ち、誰にでもあると思います。
わかってくれるかな?とドキドキするきもち。
わかってくれてホッとあんしんするきもち。
どこに行っても誰と一緒にいても、おかあさんはぼくを見ていてくれる・・・
そんな愛情と信頼でいっぱいになったウィリアム、
おかあさんのアップルパイはさぞおいしかったことでしょうね。
・「すてきな三にんぐみ」 トミー=アンゲラー 作 いまえよしとも 訳 偕成社
こちらも海外絵本ですが、日本でもすっかりおなじみ♪ご存知の方も多いかと
思います。
こちらはさきほどとはうってかわって黒を基調にした
ちょっとかわった色彩の絵本です。
黒いマントに黒い帽子、全身黒ずくめの三人ぐみはどろぼうです。
うばった宝はかくれがにどっさり。
ある日襲った馬車にはお客がちいさなティファニーちゃんひとり。
しかたなく三人はみなしごのティファニーちゃんを連れ帰ります。
そして今まで集めた宝物を使ってたくさんのみなしごたちをそだてることに。
こわい泥棒が「すてきな三人ぐみ」になったのです。
暗い色調の絵本なのになんてあたたかいのでしょう。
目しか見えない三人の表情もよく見るととてもやさしそうです。
大人の目から見ると世の中への皮肉をたくさん含んだ作品ですが
こどもたちには作品の持つ温かさが伝わってくれればなあと思います。
・「ざぼんじいさんのかきのき」 すとうあさえ 文 織茂恭子 絵 岩崎書店
小学校で1年生に読んだこの本は秋らしい1冊です。
なんでもひとりじめにしたいざぼんさんとどんなものでも楽しんでしまう
まあばあさんとのかけあいが楽しい!
相手が柿をほしがれば柿のへたを、柿のへたを欲しがればえだを、
ざぼんさんのいじわるもまあばあさんにはどこ吹く風。
素直に「ありがとう」とたのしんでしまいます。
それがまたくやしいざぼんさん、つぎつぎにいじわるをくりだしますが
最後にはあんなにあげたくなかった柿の実を
よろこんでこどもたちに食べてもらうことになります。
「あれ?柿はだれにもやらん!ていってたじゃない?」
その滑稽さがおもしろい作品だと思います。
気持ちっておもしろいなあ~
こどもたちは「まあばあさんすごい!」って思うみたいです。
読み聞かせは子供たちの生の反応が感じられて楽しいですね。
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小学校のほうは1年生を担当。
図書館のほうは4、5歳児が中心でした。
選んだのはこの3冊。
左の2冊を図書館で、右の1冊を小学校で読んできました。
・「どれがぼくかわかる?」 カーラ=カスキン 文・絵 よだしずか 訳 偕成社
海外絵本らしい鮮やかな色彩が目を引きます。
ウィリアムのことなら足音でも声でも何でも分かるというお母さんに
ウィリアムは「僕がどんな動物になってもどれが僕かわかる?」
とたずねます。どんな動物になってもおかあさんはたちまちウィリアムを探し当てて
しまいます。
おかあさんの愛情を試そうとする気持ち、誰にでもあると思います。
わかってくれるかな?とドキドキするきもち。
わかってくれてホッとあんしんするきもち。
どこに行っても誰と一緒にいても、おかあさんはぼくを見ていてくれる・・・
そんな愛情と信頼でいっぱいになったウィリアム、
おかあさんのアップルパイはさぞおいしかったことでしょうね。
・「すてきな三にんぐみ」 トミー=アンゲラー 作 いまえよしとも 訳 偕成社
こちらも海外絵本ですが、日本でもすっかりおなじみ♪ご存知の方も多いかと
思います。
こちらはさきほどとはうってかわって黒を基調にした
ちょっとかわった色彩の絵本です。
黒いマントに黒い帽子、全身黒ずくめの三人ぐみはどろぼうです。
うばった宝はかくれがにどっさり。
ある日襲った馬車にはお客がちいさなティファニーちゃんひとり。
しかたなく三人はみなしごのティファニーちゃんを連れ帰ります。
そして今まで集めた宝物を使ってたくさんのみなしごたちをそだてることに。
こわい泥棒が「すてきな三人ぐみ」になったのです。
暗い色調の絵本なのになんてあたたかいのでしょう。
目しか見えない三人の表情もよく見るととてもやさしそうです。
大人の目から見ると世の中への皮肉をたくさん含んだ作品ですが
こどもたちには作品の持つ温かさが伝わってくれればなあと思います。
・「ざぼんじいさんのかきのき」 すとうあさえ 文 織茂恭子 絵 岩崎書店
小学校で1年生に読んだこの本は秋らしい1冊です。
なんでもひとりじめにしたいざぼんさんとどんなものでも楽しんでしまう
まあばあさんとのかけあいが楽しい!
相手が柿をほしがれば柿のへたを、柿のへたを欲しがればえだを、
ざぼんさんのいじわるもまあばあさんにはどこ吹く風。
素直に「ありがとう」とたのしんでしまいます。
それがまたくやしいざぼんさん、つぎつぎにいじわるをくりだしますが
最後にはあんなにあげたくなかった柿の実を
よろこんでこどもたちに食べてもらうことになります。
「あれ?柿はだれにもやらん!ていってたじゃない?」
その滑稽さがおもしろい作品だと思います。
気持ちっておもしろいなあ~
こどもたちは「まあばあさんすごい!」って思うみたいです。
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by babyclover1103 | 2013-11-26 00:05 | 絵本